日本福音ルーテル復活教会とは
私たちの教会は、1928年(昭3)、『大曽根講義所(その後「大曽根教会」と名称変更)』として名古屋市の大曽根地区で伝道を開始しました。
戦争そして礼拝堂の焼失という悲しい事実を乗り越えて、1953年(昭28)の復活祭(イースター)に、まさにキリストのご復活のようでありたいという希望から、今の『復活教会』として再献堂されました。
復活教会の歩み
1915(大正4)年 | ルーテル教会による名古屋での伝道開始 |
1928(昭和3)年 | 大曽根での伝道開始 |
1930(昭和5)年 | 大曽根講義所として組織的な伝道が始められる |
1934(昭和9)年 | 大曽根教会として現在の地に教会堂が建てられる |
1945(昭和20)年 | 名古屋空襲により焼失、大曽根教会閉鎖 |
1950(昭和25)年 | ハロルド・ディール宣教師により宣教を再開 |
1953(昭和28)年 | ヴォーリズ設計事務所の設計により現在の教会堂を再建。 復活教会と名付けられる |
1961(昭和36)年 | 現在の牧師館が完成 |
折りにふれ会堂の補修を行ってきましたが、
旧状をよく残したまま現在に至っています。
復活教会の建築
復活教会は、著名な建築家ヴォーリズの設計により建てられました。
宣教師として来日したウイリアム・メレル・ヴォーリズは、近江兄弟社をはじめ多種多岐に亘る事業を行いましたが、その中でも建築は、そのモダンさゆえに今でも多くの人を魅了しています。
同一会派(日本福音ルーテル教会)の教会にも、ヴォーリズ建築事務所により設計された教会がいくつかありますが、その中でも復活教会は、献堂当時を維持する数少ない教会です。戦後、物資の乏しい中で建てられたため華美ではありませんが、会堂内からみるステンドグラスの十字架は、夕刻に眩いくらいに光り輝きます。
復活教会パンフレット
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